世界韓人経済人大会で国民儀礼を行う参加者ら=27日、一山(聯合ニュース)
世界韓人経済人大会で国民儀礼を行う参加者ら=27日、一山(聯合ニュース)
【一山28日聯合ニュース】中小企業の輸出販路を開拓し、在外同胞経済人と国内業者の相互発展に向けたグローバルネットワークの構築を目指す「第15回世界韓人経済人大会」が3日間の日程を終え、27日に閉幕した。
 世界海外韓人貿易協会(ワールドOKTA)と京畿道、聯合ニュースが共同主催したことしの大会は京畿道・水原で開かれ、韓国では最大規模の中小企業商品博覧会「大韓民国優秀商品博覧会(GーFAIR)」と同時開催された。
 中小企業800社余りと貿易業に従事する約750人の在外同胞が参加。同大会では過去最大規模となる輸出商談会が行われ、当初目標の2億4000万ドル(約195億8640万円)を上回る成果を収めた。
 また、グローバル市場での新しいマーケティング手法の開発を模索する国際通商戦略研究院フォーラム、若い世代の雇用を促進する海外インターンシップ説明会、京畿道投資環境説明会など、さまざまなプログラムが企画された。
 ワールドOKTAの高錫化(コ・ソクファ)社長は閉幕式の演説で、大会が成功裏に終わったことを評価し、「韓国の企業家は競争力の高い製品で、在外同胞の企業家は豊かな経験を活用した輸出戦略で互いに協力し、今回の大会で構築されたネットワークを持続的に維持・発展してほしい」と呼びかけた。
 聯合ニュースの朴ジョン讃(パク・ジョンチャン)社長は閉幕式後の夕食会であいさつし、「ことしの大会は20カ国・地域(G20)首脳会合を前に開催され意味が大きい」とし、「韓国がG20議長国になったことは国の格を高められるチャンスだ」と述べた。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0