【ソウル28日聯合ニュース】関税庁が28日に発表した輸出入動向によると、7~9月期の輸出総額は前年同期比23.7%増の1173億ドル(約9兆5850億円)を記録した。しかし、前年同期比の輸出増加幅は、1~3月期(35.8%)や4~6月期(33.1%)に比べ縮小し、増加の勢いは鈍化した。輸入総額は1057億ドルで、前年同期比24.5%増加した。
 貿易収支は116億ドルの黒字を計上したが、前期(4~6月期)に比べ約30億ドル減少した。
 輸出品目をみると、電子集積回路など半導体(144億ドル、12.3%)、船舶(116億ドル、9.9%)、液晶デバイス(82億ドル、7.0%)、石油製品(81億ドル、6.9%)などが上位を占めた。
 輸出先別では、中国(25.0%)、東南アジア諸国連合(11.1%)、中南米(8.9%)、インド(2.6%)など、新興市場への輸出拡大が目立った。半面、ユーロ安やドル安に伴い、対欧州連合(EU)輸出額は11.6%、対米輸出額は1.7%、それぞれ減少した。

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