【ソウル25日聯合ニュース】8月末に中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が訪韓した際、政府が中国側の提案を受け北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の定例化を議論していたことがわかった。
 外交通商部の金英善(キム・ヨンソン)報道官は25日の会見で、武特別代表が6カ国協議の定例化を協議参加国に提案したとする報道と関連し、「協議が再開された場合、協議を強化する案のひとつとして会合を定例化する必要があるとの趣旨で、意見を交換したと理解している」と述べた。
 ただ、これは6カ国協議の再開後に考慮・検討されるべき事項であり、まずは北朝鮮が非核化への意志を行動で示し、関連国や国際社会の信頼を得ることが課題だと指摘した。
 これに対し同部部当局者は、6カ国協議の定例化は関連国間でかねてから議論されてきたが、北朝鮮の反対で実現しなかったと説明。協議が再開されていない現時点で議論するのは早計だと話した。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0