今月中国市場に本格投入された「スポーテージR」=(聯合ニュース)
今月中国市場に本格投入された「スポーテージR」=(聯合ニュース)
【ソウル25日聯合ニュース】現代・起亜自動車グループが中国のスポーツ多目的車(SUV)市場で、累積販売台数ベースで初のシェア首位を達成した。
 関連業界が25日に明らかにしたところによると、現代・起亜自は1~9月に中国で計14万8367台のSUVを販売し、SUV市場でシェア首位に浮上した。1~8月までのシェアは15.8%で、トヨタ(16.0%)に続き2位をマークしていた。
 現代・起亜自は中国SUV市場で、現代自の「ツーソン」「ツーソンIX」、起亜自の「スポーテージ」「ソウル(SOUL)」(中国ではSUVに分類)の4モデルを販売している。
 このうち3モデルが1~9月の中国市場SUV販売トップ10入りを果たした。「スポーテージ」が6位(5万3729台)、「ツーソン」が9位(4万1548台)、「ツーソンIX」が10位(3万9053台)だった。1位はホンダ「CR-V」(10万2013台)、2位はトヨタ「RAV4」、3位は長城汽車「哈弗(グレートウォール・ホーバー)」。
 現代・起亜自関係者は「SUV部門で累積販売首位を達成できたのは、『ツーソンIX』を筆頭に全モデルが人気を得ているため」と説明した。同グループは、韓国で人気を得ている「スポーテージR」を20日に中国市場へ本格投入しており、現地での人気はしばらく続くと予想している。
 中国のSUV市場は、2005年は18万8000台余りにすぎなかったが、レジャー文化拡大で毎年急増し、昨年は約70万7000台、ことしはすでに95万台を上回っている。

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