【ソウル20日聯合ニュース】南北赤十字社は20日午前に開城工業団地内の北朝鮮側通行検査所で、それぞれ準備した離散家族再会対象者100人のリストを交換した。
 統一部が伝えたところによると、韓国側の最高齢者は97歳の女性で、北朝鮮側にいる娘と再会する。韓国側対象者は全員70歳以上で、80代が52人と最も多く、90歳以上が21人。性別では、男性が73人、女性が27人。夫婦や親子の再会が24人、兄弟姉妹が51人で、残り25人は親族との再会となっている。
 南北離散家族の再会は、北朝鮮・金剛山の離散家族面会所と金剛山ホテルで行われる。北朝鮮側対象者100人が30日から来月1日まで、韓国側対象者100人は来月3~5日に、家族や親族との再会を果たす。
 大韓赤十字社は、離散家族再会に合意した今月1日に対象者候補500人を抽選で決めた後、200人まで絞込み、家族の生死確認を北朝鮮側に依頼した。18日に受け渡しされた確認結果を基に、最終再会対象者100人を選定した。112人の再会相手の生存が確認されたが、当事者の健康問題や家族の反対などを理由に、12人が再会参加を放棄したという。

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