李大統領「G20ソウル・サミット為替合意に努力」

【ソウル19日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は19日、来月ソウルで開催される20カ国・地域（G20）首脳会合（金融サミット）の議題と関連し、「為替問題で合意できるよう努力している」と述べた。青瓦台（大統領府）で行われた地域メディア社長団との懇談会の席で述べたもの。各国が保護貿易主義に走れば世界経済は再び苦しくなり、そうなれば韓国はもっと苦しくなると指摘した。
　開発議題に関しては、後進国の開発を先進国がどう支援するかが重要だと強調した。すべての国が食糧ばかりを支援するのはむしろ自活する力を損ねてしまうと指摘し、「水路を作り脱穀をし、自活できるよう、韓国の開発計画を伝授する」との考えを示した。
　また、サミット議題には国際通貨基金（IMF）改革も含まれているとし、欧州中心だった過去の支配構造を変える必要があると述べた。