【ソウル14日聯合ニュース】米国に本社を置く大手IT調査会社・ガートナーが14日までにまとめた分析によると、サムスン電子は半導体設備部門に来年92億ドル(約7520億円)を投資すると見込まれた。ことしの96億ドルに続き、2年連続で半導体投資額1位をキープする見通しだ。
 半導体設備投資2位はインテルで、ことしより2億ドル少ない50億ドルと予測された。次いで台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC、49億ドル)、東芝(36億ドル)、グローバル・ファウンドリーズ(32億ドル)の順となる見通し。ことし投資額5位のハイニックス半導体は、来年には28億ドルを投資し、6位に後退すると予測された。
 ガートナー関係者は、モバイルインターネットの広がりやスマートフォン(多機能携帯電話)、タブレットPCなどの急速な普及で半導体市場は成長を続けるとし、来年もサムスン電子の設備投資規模がライバルを圧倒しそうだと話した。

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