北朝鮮のことしの食糧不足量については、統一部が50万~100万トン、国内の民間シンクタンクは130万トンと推定しているが、国際機関の現地調査に基づき具体的な不足量が示されたのは初めて。両機関による調査は2008年以来、2年ぶりで、9月21日から10月2日まで北朝鮮の協同農場を回りながら行われた。
RFAによると、北朝鮮当局がWFPとFAOの調査団に報告したことしの穀物収穫量は511万トンで、予想需要(700万トン)より189万トン少なく、昨年11月以降の穀物輸入量(30万8000トン)を踏まえても、最低150万トンの供給不足が予想されるという。
WFP報道官は、調査の過程で収集した資料を基に、遅くても来月初めまでには北朝鮮のことしの作況見通し関する報告書を作成すると述べた。
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