【ワシントン13日聯合ニュース】北朝鮮が先週末の朝鮮労働党創建65周年記念式に外国メディアを招き、生中継を許可したことと関連し、米国務省は13日、今後も外部への開放を続けるよう北朝鮮に促した。
 同省のクローリー次官補(広報担当)は会見で、北朝鮮が軍の閲兵式に海外メディアを招き、平壌ではインターネットまで使えたとの報道があったと説明。「北朝鮮は元々閉鎖的な社会だっただけに、域内諸国や世界が北朝鮮社会で何が起きているのか分かるよう、今後も門を開いていくよう希望する」と述べた。
 一方、「北朝鮮は核を放棄しない」としたヒル前国務次官補(アジア太平洋担当)の言及に論評を求められると、「北朝鮮は核兵器を持つことはできるだろうが、(そうなれば)米国はもちろん外部との正常な関係は構築できない」と指摘した。その上で、米国や域内諸国との正常な関係を望むなら、北朝鮮は核開発計画を放棄し、非核化を進めるという約束を履行すべきだと、改めて強調した。

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