【ソウル12日聯合ニュース】サムスン電子とLG電子が、12~15日に京畿道・高陽の韓国国際展示場(KINTEX)で開催される「2010韓国電子産業大展」で、「スマートライフ」を実現させる先端製品を多数展示する。
 「韓国電子産業大展」は「韓国電子展」「国際半導体大展」「国際情報ディスプレー展」で構成される韓国最大規模の電子・IT(情報技術)展示会。12カ国から900の業者が参加する。情報通信や産業用電子、生活家電、半導体、電子部品、ディスプレーなどに関する2200ブースが設けられ、約2万5000点の最新製品が展示される。
 サムスン電子は韓国電子展で、インターネットに接続しさまざまなアプリケーションを楽しめる「スマートテレビ」、多機能携帯電話(スマートフォン)、スマート家電などの先端製品を公開する予定だ。会場の中央に、3D(三次元)対応・発光ダイオード(LED)バックライト搭載の55インチ・フルハイビジョン(フルHD)テレビ16台で「3Dテレビ体験ゾーン」を構築したほか、テレビ用のアプリケーションを体験できる「スマートテレビ体験ゾーン」も設置した。
 また、世界で500万台以上販売されたスマートフォン「ギャラクシーS」、近く発売予定のタブレット型パソコン「ギャラクシータブ」も展示する。このほか、世界最大容量の冷蔵庫、エネルギー消費を半減させたドラム洗濯機、真空掃除機などを紹介する予定だ。
 国際半導体大展では省エネ・エコ製品のグリーンメモリー4製品を公開し、国際情報ディスプレー展では55インチ超スリムベゼルを採用したデジタル・インフォメーション・ディスプレー(DID)製品などを展示する。
 LG電子LEDテレビや液晶テレビ、スマートフォンなど、下半期(7~12月)の戦略製品を公開する計画だ。
 直下方式では世界最薄のナノ・フルLEDテレビを全面に出し、顧客の使い勝手に最大限配慮したスマートテレビ、グローバル戦略スマートフォン「オプティマス・ワン」「オプティマス7」などを出品する。生活家電では、801リットルの大容量冷蔵庫、韓国初の4ドアタイプのキムチ冷蔵庫、人体感知ロボット技術を用いたエアコンなどを紹介する。
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