【浦項11日聯合ニュース】慶尚北道の鬱陵郡は11日、韓日両国が領有権を主張している独島(日本名:竹島)の実効支配を強化し、また国民の関心を高めるため、来月から同島を訪れたり船で島周囲を観光した人のうち希望者に、「独島名誉住民証」を発給すると明らかにした。
 同郡はすでにこうした内容の条例を制定しており、23日まで立法予告し、条例・規則審議委員会の審議を経て来月から施行する方針だ。
 名誉住民証は、表面に姓名、国籍、独島住民番号、裏面に「鬱陵郡独島天然保護区域の管理条例第11条に基づき発給される」との文と、太極旗や独島の写真などが入り、鬱陵郡長の印が押される。
 独島訪問から60日以内に発給申請書と乗船券、証明写真などを提出すれば、名誉住民証が無料で発給される。外国人も発給可能だ。
 鬱陵郡はこのほか、1回470人・1日1880人としていた独島訪問者数を、1回470人を維持しつつ1日訪問者数制限を廃止し、海鳥繁殖期の5~6月は1日の訪問回数を6回に制限する条例も制定した。
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