【大田11日聯合ニュース】大田コンベンションセンターで11日、第23回国際原子力機関(IAEA)核融合エネルギー会議が開幕した。
 金滉植(キム・ファンシク)首相は開会式の祝辞で、韓国はグリーンエネルギーが持続的な成長のカギだと判断し、核融合研究をはじめさまざまなグリーン研究開発(R&D)を進めていると紹介し、「原子力発電の輸出国として、安全な核融合技術を世界各国と共有できるよう期待している」と述べた。
 皆が信念の下に情熱を傾けている核融合エネルギーは、環境に負担にならないグリーンエネルギーであると同時に、人類の願いが込められた夢のエネルギーだとし、これが商用化されればエネルギー不足に苦しむ国が大きく減るだろうと期待を示した。その上で、現在の研究や開発をサポートし、国際社会の協力にも積極的に賛同していくと強調した。
 金首相は、午後には釜山に移動し、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)総会に出席し、歓迎のあいさつを述べる。
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