【ソウル8日聯合ニュース】駐韓リビア経済協力代表部のAl Ghali代表は8日、韓国とリビアの関係は以前と同様に非常に良好で、近く同部を大使館に格上げできると述べた。
 6月下旬、駐リビア韓国大使館に駐在する国家情報院職員がスパイ容疑で同国から追放された問題をめぐり両国間で外交摩擦が生じたことを受け、Al Ghali代表は領事業務を中断し本国に戻った。その後、ハンナラ党の李相得(イ・サンドゥク)議員が今月初めにリビアの最高指導者カダフィ大佐と会談し、両国の外交関係が正常化された。
 今月7日に韓国に戻ったAl Ghali代表は聯合ニュースのインタビューに対し、今後は交流をさらに拡大する考えを示した。政治的、経済的な交流だけでなく、技術などを含めた多方面で両国の交流を引き続き活性化していくと述べた。また、リビア人は韓国と韓国企業に良いイメージを持っており、こうした国民の認識がリビア政府の認識だと強調した。韓国政府関係者との会合については、「まだ特別な計画はないが、いつでも会える」と述べた。
 同部の正式な領事業務は11日から再開される見通しだ。
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