【ソウル7日聯合ニュース】7日に公表された経済協力開発機構(OECD)加盟33カ国の成長率分析報告書によると、韓国の4~6月期の国内総生産(GDP)は前年同期より7.1%増え、トルコ(10.0%)、メキシコ(7.7%)に続き増加幅が大きかった。
 次いで、チリ(6.3%)、ルクセンブルク(5.3%)、スロバキア(5.0%)、スウェーデン(4.5%)、イスラエル(4.5%)、デンマーク・ポーランド(各3.8%)、ドイツ(3.7%)、スイス・カンダ・フィンランド(各3.4%)の順だった。
 同期間にOECDの平均成長率が3.1%だったことを考慮すると、韓国経済は加盟国平均成長率の2倍を上回る好調な成長を遂げたことになる。1~3月期には、韓国の経済成長率は前年同期比8.1%で、トルコ(11.1%)に続き2番目に高かった。ことし上半期(1~6月期)を総合的にみると、韓国はOECD加盟国のうち最高水準の回復を見せたと評価される。
 4~6月期の成長率を前期と比べると、韓国は1.4%増とOECD加盟国中8位を記録した。同期間のOECD平均成長率は0.9%。これは韓国が昨年7~9月期以降、OECD加盟国で最高水準の回復を見せた反動のためと分析される。
 企画財政部関係者は、ことし上半期には輸出好調と民間消費拡大などで経済成長率が予想を上回ったとし、下半期(7~12月期)にはベース効果などが作用し、成長率の上昇幅がやや鈍化すると見通した。

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