【ソウル7日聯合ニュース】文化体育観光部は7日、20カ国・地域(G20)の観光担当相と国際機関関係者らが出席するT20(Tourism20)観光大臣会合を11~13日に忠清南道の扶余で開催すると明らかにした。
 T20観光大臣会合は、観光産業の地位確立と国際協力の促進を目的に、昨年9月の世界観光機関(UNWTO)総会で設置が決まった。2月に南アフリカ共和国で初回会議が開かれ、今回が2回目の開催となる。18カ国の代表団とUNWTO、欧州委員会、国際労働機関(ILO)など6つの国際機関関係者ら100人余りが出席する。観光の経済産業的分析根拠の強化、観光の国際議題化に向けたリーダーシップ、堅実で持続可能かつバランスの取れた成長に寄与する観光などを議題とする予定だ。
 また、観光を通じた経済的繁栄の共有、観光を通じたグリーン経済の履行、社会文化的多様性の増進、観光を通じた剃髪国支援の4大政策目標を中核に据えた扶余宣言も採択する。
 柳仁村(ユ・インチョン)長官は期間中、韓国訪問1、2位の中国と日本とそれぞれ2国間会談を行うほか、南アフリカ、マレーシアの代表、UNWTO事務局長とも会う予定だ。あわせて韓国政府は、アフリカ・ガーナの観光案内表示設置を支援する業務協約を締結する。13~14日には「E-ツーリズム」をテーマに国際観光フォーラムも開かれる。

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