【ソウル1日聯合ニュース】韓国と米国は米ワシントンで8日に開催される第42回韓米安保協議会(SCM)で、未来の韓米軍事協力の方向を盛り込んだ「国防協力指針」に合意・署名する。国防部が1日に明らかにした。
 国防部関係者によると、同指針には新たな韓米同盟と軍事協力の方向性が提示される。韓米連合司令官(在韓米軍司令官)から韓国軍への有事作戦統制権の安定的な移管を保障する「戦略同盟2015」と、国防分野での同盟ビジョンを具現する内容になるという。
 また国防部は、この協議会で両国の国防長官は、強固な連合防衛体制を通じ、北朝鮮の魚雷攻撃による韓国哨戒艦「天安」沈没事件のような挑発行為をこれ以上容認しないとの明確なメッセージを伝える見通しだと説明した。
 協議会前日には、韓民求(ハン・ミング)合同参謀議長とマレン米統合参謀本部議長が出席する第32回韓米軍事委員会(MCM)が開催される。連合戦闘準備体制の確立に向けた軍事的措置事項について協議する。
 SCMは1968年から毎年、両国で交互に開催されている。

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