≪金正日総書記、権力継承までの歩み≫

1973年:朝鮮労働党組織、宣伝扇動担当書記（秘書）を兼務
1974年:朝鮮労働党中央委員会総会（全員会議）で金日成（キム・イルソン）主席の後継者に内定。「党中央」との呼称に
1980年:第6回朝鮮労働党党大会で正式に後継者となる。党中央委員会政治局常務委員、党中央委員会書記局（秘書局）書記（秘書）、党中央軍事委員に選出。「親愛なる指導者」との呼称に
1992年10月:最高司令官就任
1993年4月:最高人民会議第9期第5階会議で国防委員長に選出
1994年7月:金日成主席が死亡
1998年・2003年:国防委員長に再推戴
2009年4月:最高人民会議第12期第1回会議で憲法改正、国防委員長を「国家最高領導者」と規定。他国と締結した条約の批准、廃棄権や特赦権行使などの権限が与えられ、名実ともに国家元首と規定された。