【ソウル27日聯合ニュース】アジア太平洋貿易協定(APTA)常任委員会が28、29の両日、済州市内のホテルで開催される。企画財政部が27日に明らかにした。
 常任委には、APTA加盟国の韓国、中国、インド、スリランカ、バングラデシュ、ラオスと新規加盟申請国のモンゴルの代表団が出席し、3年間にわたる第4ラウンド交渉の早期妥結に向け協力する予定だ。
 APTAは、1976年に発表されたアジア太平洋地域の開発途上国間の特恵貿易協定。2007年から第4ラウンド交渉を進め、関税優遇拡大や原産地基準、非関税措置などの交渉を行ってきた。
 関税譲許に関する交渉は、「譲許品目の割合40%、関税譲許幅平均40%」の年内妥結を目標に進めている。交渉が妥結されれば、譲許品目は現行の4270点から約1万3000点に増え、関税引き下げ幅も現在の27%から40%に拡大され、交易が増えると予想される。

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