合同対潜水艦訓練に参加する米ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」=(聯合ニュース)
合同対潜水艦訓練に参加する米ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」=(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】韓国軍と米国軍が27日、黄海上で合同対潜水艦訓練を開始した。来月1日までの5日間実施されるこの訓練は、3月の北朝鮮による韓国哨戒艦「天安」撃沈事件を受けたもので、対北朝鮮抑止のメッセージとともに、相対的な連合対潜戦能力と相互運用性の強化を目的に、格列飛列島など黄海上の韓国軍作戦区域で展開される。
 韓国からは、国産駆逐艦(KDX-II)を含む駆逐艦2隻、護衛艦と哨戒艦各1隻、第6航空戦団所属哨戒機「P-3C」、潜水艦などが参加する。米国は、ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」「フィッツジェラルド」、3200トン級音響測定艦(海洋監視艦)「ビクトリアス」などを派遣する。7900トン級高速攻撃型潜水艦、P-3哨戒機「オライオン」なども参加する予定だ。
 今回の対潜水艦訓練は、7月25~28日に東海(日本名:日本海)で実施された大規模演習「不屈の意志」に続く、2度目の韓米合同海上軍事演習となる。米第7艦隊所属の原子力空母「ジョージ・ワシントン」は今回の演習には参加せず、10月末に黄海で実施される空母演習に参加すると伝えられる。

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