【ソウル21日聯合ニュース】サムスン電子は21日、気候変動に優れた対応と情報開示を実施しているグローバル企業で構成する「カーボン・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス(CDLI)」で、IT企業1位に選定されたと明らかにした。
 CDLIは、各国の投資機関などを代表し企業の気候変動対応水準を調べる非営利団体「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)」が毎年出している。このほど米ニューヨークで開かれたCDPフォーラムで、2010年の企業評価結果が発表された。
 サムスン電子はことし、情報公開度の高さを示すCDLIと、パフォーマンス評価の高い企業で公正する「カーボン・パフォーマンス・リーダーシップ・インデックスICPLI)」に、同時に選定された。
 CDLIでは95点を獲得し、グローバル4位、アジア1位となり、グローバルIT企業で1位の評価を受けた。また、ことし初めて実施されたCPLIでも最上等級に入り、情報公開度だけでなく、実質的な温室効果ガス削減活動でも優秀な評価を得た。
 同社CS経営センター長の朴商範(パク・サンボム)専務は、「今回のCDPの発表は、サムスン電子が体系的な気候変動対応戦略を掲げ、これを実戦していることを示す結果」だと評した。
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