サムスン、米国で「ギャラクシータブ」発売イベント

【ソウル17日聯合ニュース】サムスン電子のタブレット型パソコン「ギャラクシータブ」が、近く米国市場で発売される。
　同社はニューヨークで現地時間16日にギャラクシータブ発売記念イベントを行い、第4四半期（10～12月）中にAT＆T、ベライゾン・ワイヤレス、スプリント・ネクステル、T－モバイルの米通信大手4社から発売すると発表した。イベントには4社の関係者と現地メディア、アーリーアダプターなど150人余りが出席した。
　同社は、今月初めにドイツで開催された家電見本市「国際コンシューマ・エレクトロニクス展（IFA）」で公開したギャラクシータブの映像コンテンツサービス「メディアハブ」の米国サービスも、近く実施する計画だ。パラマウント、NBC、ユニバーサル・スタジオ・ホーム・エンターテインメントなどが制作した映画やテレビ番組が提供される。
　米国市場向けのギャラクシータブは、WSVGA（1024×600）クラスの7インチタッチスクリーンを搭載、厚さ12ミリ、重さ380グラムと携帯性に優れている。300万画素カメラ、4000mAh（ミリアンペア時）の大容量バッテリー、Wi－Fi、ブルートゥースなどを備える。
　また、米グーグルの基本ソフト（OS）「アンドロイド」2．2バージョンを搭載しており、Gメールやグーグルマップなどのモバイルサービス、アンドロイドマーケットが提供するアプリの利用も可能だ。
　サムスン電子・米国通信法人の孫大一（ソン・デイル）法人長は、高機能携帯電話「ギャラクシーS」が米国市場で今月末までに200万台を供給する見通しだとし、この人気をギャラクシータブに広げ、米国の消費者に新たなモバイル経験を提供したいと話した。