また、量産型エコカーの市場戦略と関連し、ハイブリッド車と電気自動車は市場が違うため、各市場にあった戦略を取っていくと表明。短距離運行には電気自動車、中・長距離移動にはハイブリッド車が適しており、両市場は重ならないと説明した。
同社は、来年上半期(1~6月)から韓国市場に「ソナタ」のハイブリッドモデルを投入し、電気自動車の本格的な量産に向けた準備を整える。電気自動車モデルを2012年までに2500台生産し、政府機関など公共機関に供給する計画だ。内訳は、現代自動車の「ブルーオン」が500台、起亜自動車のクロスオーバーSUV(CUV)の電気自動車モデルが2000台。
2500台分のバッテリーはSKエナジーが供給し、その後に生産する電気自動車のバッテリーサプライヤーは別途選定する方針だ。
同社は今後の電気自動車市場について、来年ごろになるまで市場規模を正確に予測できないと、慎重な姿勢を示した。電気自動車の市場が拡大すれば製品のラインアップを多様化する計画だが、充電インフラや政府の補助金がなければ事業拡大が難しいとの考えを示した。
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