智?山に生息するツキノワグマ親子(提供写真)=(聯合ニュース)
智?山に生息するツキノワグマ親子(提供写真)=(聯合ニュース)
【ソウル14日聯合ニュース】国立公園管理公団は14日、今月末ごろ中国からツキノワグマ6頭を持ち込む計画だと明らかにした。
 遺伝子分析で韓国固有のツキノワグマと同じ亜種と判明した4~5歳の雌2頭と生後1年未満の子グマ4頭で、子グマは同公団の滅種危機種復元センター(全羅南道求礼郡)で訓練した上で10月中旬ごろ智異山に放す予定だ。雌2頭は施設で飼育し繁殖に利用する。
 智異山のツキノワグマ復元事業に向けては、2004~2007年にロシアと北朝鮮から固有のツキノワグマと遺伝的に同じ亜種の固体を導入したが、南北関係の悪化やロシアのクマ輸出禁止などで2008年に中断された。智異山にはこれまでに29頭を放ったが、16頭が野生への適応に失敗したりへい死し、現在は13頭が生息している。

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