崔社長は3大ビッグバンの具体的な内容としては、▼伝統的なアナログメディアから新しいデジタルメディアへの転換▼モバイルライフスタイルの拡散▼多様なアプリケーションの開発と流通・消費――を挙げた。
すべての分野でスマートな経験を提供することを「スマートクリエーター」の役割と規定し、スマートテレビ、スマートモバイル、スマート家電技術で、スマートライフを実現させていきたいと述べた。
また、スマートテレビでも主導権を握るため、現在107カ国でサービスしている世界初のテレビ向けアプリケーションストア「サムスン・アップス」をさらに拡大し、事業を本格化する方針を明らかにした。
LED(発光ダイオード)テレビの場合、ことしは販売台数1000万台で圧倒的な首位に立つ見通しで、3D(3次元)テレビも発売から6か月で販売台数が100万台を達成したほか、多機能携帯電話(スマートフォン)は下半期(7~12月)から本格的に販売が伸び、業界トップとの差が急速に縮小していると説明した。
今回のIFAで初公開したタブレット型パソコン「ギャラクシータブ」の見通しについては、「2か月で300万台の売り上げを突破したスマートフォン『ギャラクシーS』の成功を受け継ぎ、スマートモバイル革命を完成させる」と、自信を見せた。
大胆な先行投資やプレミアム製品の強化、積極的な新興市場攻略などを通じ、成長を持続させ、ことしは20兆ウォン(約1兆4347億円)、来年は30兆ウォンの投資を行う計画も検討していると明らかにした。
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