【ソウル3日聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部と韓米連合軍司令部が3日、北朝鮮による韓国哨戒艦「天安」撃沈を受けた軍事措置の一環として、5~9日に黄海で韓米合同の対潜水艦軍事演習を実施すると発表した。
 この東海(日本名:日本海)で7月25~28日に実施した韓米合同軍事演習「不屈の意志」に続く、2回目の合同海上演習となる。
 今回は韓国軍から、国産駆逐艦「KDX-II」(4500トン級)など駆逐艦2隻、護衛艦・哨戒艦各1隻、海上哨戒機「P3-C」、潜水艦などが参加する。米国軍からは、日本の米軍横須賀基地に配置されているミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」「フィッツジェラルド」や、音響測定艦(海洋監視艦)「ビクトリアス」などが投入される。ロサンゼルス級原子力潜水艦、P-3哨戒機「オライオン」なども参加する見通しだ。
 合同参謀部関係者は、今回の演習について「北朝鮮に強い抑制メッセージを送り、韓米両軍の総体的な対潜戦能力や相互運用性を強化するため実施する海上演習」だと述べた。韓米両軍から約1700人が参加し、敵の潜水艦浸透に備えた戦術と技術、対応手順を集中し、高レベルの自由攻防戦訓練と潜水艦追跡訓練などを行う予定だと説明した。

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