青瓦台での会合のようす=2日、ソウル(聯合ニュース)
青瓦台での会合のようす=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル2日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日、世界主要国の元大統領・元首相によるフォーラム「クラブ・オブ・マドリード」の会員11人と、青瓦台(大統領府)で会合した。
 青瓦台に招かれたのは、コック元オランダ首相、キャンベル元カナダ首相、ジョスパン元フランス首相、フォックス元メキシコ大統領、韓国の李洪九(イ・ホング)、韓昇洙(ハンスンス)元首相ら。李大統領は、11月にソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議題と準備状況を説明した。

 クラブ・オブ・マドリード側は、サミットの「開発」という議題が世界経済の持続可能なバランス成長に寄与するものと期待を示した。また、1、2日の両日、同フォーラムが「G20の今後の役割」をテーマにソウルで開催した会議の結果を基に、G20の正統性と効率性向上、国際金融機関改革、後発国開発についての提案を盛り込んだ勧告案を、李大統領に渡した。
 青瓦台関係者は、主要国の元首長が抱負な経験を基に作成した勧告案は、ソウルサミット準備の過程で大いに役立つだろうと述べた。
 クラブ・オブ・マドリードは、外交通商部、国家ブランド委員会と共同で、ソウル市内のホテルで2日にわたり会議を開催。ソウルサミット成功に向けた勧告案を採択した。

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