康容碩議員=(聯合ニュース)
康容碩議員=(聯合ニュース)
【ソウル2日聯合ニュース】ハンナラ党は2日に議員総会を開き、セクハラ発言問題で物議を醸した康容碩(カン・ヨンソク)議員の除名を決定した。
 総会は非公開で行われ、在職議員172人の3分の2以上、135人が出席。党倫理委員会が初めて議決した所属国会議員除名案を、投票を行わず満場一致で議決した。康議員はハンナラ党籍を失い、向こう5年間ハンナラ党に入党することはできない。
 ハンナラ党は康議員に自主的な離党を勧め、2度にわたり議員総会を延期したが、康議員が今後の検察による調査や法廷争いで不利になることを懸念し離党しない考えを固持したため、強制除名措置に踏み切った。
 康議員は7月中旬に国会議長杯全国大学生党論大会に出席した後、学生らとの食事会の席で、アナウンサー志望の女子学生に対し「何もかもを与える覚悟が必要だが、それでもアナウンサーになれるか」などと発言したと報じられた。
 康議員はセクハラ発言の事実を強く否定し、記事を書いた新聞記者を「うその記事でひぼうされた」と告訴したが、検察は調査の結果、康議員のセクハラ発言は事実と確認。虚偽告訴等罪で在宅起訴する方針だと伝えられた。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0