アカモン社長は2日、済州・西帰浦での記者懇談会でこうした計画を発表し、準大型セダン「アルフェオン」の発売はスタートにすぎないと話した。8モデルのうち、韓国生産車は6モデル、輸入は2モデルになるという。
アカモン社長によると、国内生産モデルは7日に発売される「アルフェオン」、GM大宇がデザインに参加した7人乗りの「オーランド」、「ジェントラ」の後続モデルとしてGM大宇が開発した欧州型ハッチバックスタイルの「アベオ」など。そのほか、中型セダン「トスカ」、準中型「ラセッティプレミア」、スポーツ多目的車(SUV)「ウィンストーム」の後続モデルが、来年の秋以前に発売される見通しだ。
アカモン社長は輸入モデルについて、年初に釜山モーターショーで公開されたスポーツカー「カマロ」を輸入し、韓国で発売すると明らかにしたが、もう1モデルには言及しなかった。「カマロ」はシボレーのブランドで販売予定で、国内のシボレー初モデルになる見通しだ。
国内発売が予想された電気自動車の「シボレー・ボルト」は国内販売しない方針だという。ただ、政府のグリーン技術勧告に伴い試験運営する案を検討していると話した。
アカモン社長は、「GM大宇は韓国で事業を継続し、成長する。その初事業として『アルフェオン』を発売したのも、韓国に対する長期的な信頼の延長」だと話した。また、向こう3年間における多額の投資計画を立て、親会社のGM(ゼネラルモーターズ)とも共有していると明らかにした。韓国政府との協議が必要だとして具体的な投資額は明らかにしなかったが、総6兆ウォン規模と伝えられる。
「アルフェオン」発売と関連しては、国内シェア2けたを達成すると意気込みを語った。現在のGM大宇のシェアは8%で、現代自動車、起亜自動車、ルノーサムスンに続く4位。
一方、韓国産業銀行など債権団に対する融資金1兆1262億ウォンの返済と関連しては、「現在、解決策を模索している。自社の流動性は非常に堅固で、これは産業銀行も把握しているため、うまく解決できると確信している」と話した。
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0