記念式のようす。左から2人目が崔委員長=1日、蔚珍(聯合ニュース)
記念式のようす。左から2人目が崔委員長=1日、蔚珍(聯合ニュース)
【蔚珍1日聯合ニュース】テレビ放送デジタル化のパイロット事業地域に指定された慶尚北道蔚珍郡で、1日午後2時をもってアナログ放送が終了した。蔚珍エキスポ公園で記念式が行われ、KBS、MBC、SBSの放送各社社長をはじめ業界関係者、地元関係者が大挙出席した。
 あいさつに立った崔時仲(チェ・シジュン)放送通信委員長は「蔚珍のデジタル放送転換を機に、放送局、製造メーカー、関係機関などと協力をより強化し、全国民がデジタル放送の恵沢を受けることができるよう、あらゆる政策的努力を尽くす」と抱負を述べた。デジタル放送とコンテンツ産業を育成し、新たな雇用創出と国家経済成長を支えていくと強調した。
 全国で初となった蔚珍郡に続き、来月6日には全羅南道康津郡、11月3日には忠清北道丹陽郡、来年6月29日には済州道で、それぞれアナログ放送が終了する。
 またこの日はデジタル転換特別法施行令が発効され、2012年12月31日午前4時をもって、全国でアナログ放送が終了することが確定した。
 放送通信委員会は昨年9月に蔚珍郡、康津郡、丹陽郡、済州道などをテレビ放送デジタル化パイロット地域に選定。コンバーターの無償提供、普及型デジタルテレビの購入補助など、デジタル化支援事業を進めてきた。

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