来乗客でにぎわう松岩スポーツタウン=8月31日、春川(聯合ニュース)
来乗客でにぎわう松岩スポーツタウン=8月31日、春川(聯合ニュース)
【春川1日聯合ニュース】江原道春川市で先月28日に開幕した「2010春川ワールドレジャー総会・競技大会」が中盤を迎え、大会ムードはより一層盛り上がっている。大会組織委員会によると、今月1日午前までに暫定集計で延べ50万人を上回る観覧客が会場を訪れた。
 同大会はレジャーをテーマに、第11回ワールドレジャー総会、第1回ワールドレジャー競技大会、展示会の3構成で、松岩スポーツタウンなど複数会場で進行されている。
 競技大会は1日、アクションスポーツB3(インラインスケート・BMX・スケートボード)、ビリヤードなどの国際種目と、インラインスケート(トラック)やフットバレーなどの国内大会が行われた。
 韓国初開催の水上スキーとウェイクボードのワールドカップ、ダンススポーツのスタンダード5種目(ワルツ、タンゴ、フォックストロット、ベニーズワルツ、クイックステップ)とラテン5種目(サンバ、チャチャチャ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブ)をすべて消化する「テンダンス」のワールドカップ、スポーツクライミングのワールドカップはいずれも終了し、各種目で優れた選手を発掘した。
 レジャー関連の国際学術行事で最大規模を誇る総会は同日午前、「マクドナルド化する社会」の著者、ジョージ・リッツァ氏、ブラジルスポーツ省でスポーツレジャー開発分野の局長を務めるRejane Penna Rodrigues氏が講演を行った。2日に行われる総合評価と討論を最後に、閉幕となる。
 大会中盤を過ぎ、エクストリームスポーツや体験イベント、演劇祭などが本格的に幕を開け、雨天にもかかわらず団体観覧客を中心に来場が続いている。
 衣岩湖水上競技場では、レジャー人口の拡大を狙い実施されているバナナボートやケーブルスキー無料体験のイベントが人気を集めている。同競技場では、米フロリダの水上スキーチームが1日数回、演技を披露している。時速65キロメートルでジャンプしての空中曲芸や4階建てのビルほどの高さのピラミッドを組んだ状態での疾走など、数々の妙技が観客の目をくぎ付けにしている。
 大会期間に合わせ開かれたタッカルビ(鶏肉のコチュジャン炒め)・マッククス(そば粉麺料理)祭りにも、40万人以上の観光客が足を運び、春川を代表する料理に舌鼓を打った。これとともに、日本、中国、ロシア、チェコ、ポーランドなど6カ国から15団体が参加する春川国際演劇祭が同日午後に開幕し、大会を盛り上げている。
 2日からは衣岩湖で、。キャンプをしながら公演、展示、映画鑑賞など文化体験を同時に楽しめる新しいレジャーイベント「フェスティバル・イン・春川」が行われる。
 このほか、360度回転する曲芸飛行を披露するパラグライディング、水上に設置されたスペースに着陸する異色公演のアクロバットショー、韓国トップクラスのダンスチームによるブレイクダンス公演、レジャー関連産業が一目で分かる展示会などに、多くの観覧客が足を運んでいる。
 孫殷男(ソン・ウンナム)大会組織委員長は「雨のなか深みのあるレジャー学術会議やレベルの高い競技、多彩なプログラムが行われ、大会はピークを迎えている」と述べた。
 同大会は5日に幕を閉じる。

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