【ソウル1日聯合ニュース】現代自動車が韓国内乗用車販売(レジャー用多目的車含む)で4か月ぶりに首位を奪還した。
 自動車業界が1日に明らかにしたところによると、現代自動車の8月の乗用車販売台数は3万5871台で、起亜自動車(3万4263台)に1600台余りの差をつけトップに立った。
 韓国自動車業界を代表してきた現代自は、5月から7月まで、3か月連続で起亜自に乗用車販売部門首位の座を明け渡していた。「K5」「スポーテージR」など新車を相次ぎ打ち出し波に乗った起亜自に大きく水をあけられていたが、他社の新車発売がない先月2日に発表した新型「アバンテ」が9122台を売り上げ、不振だった現代自国内販売をけん引した。
 一方、国内完成車メーカー5社の先月の販売台数は、国内10万9769台、海外40万2367台と集計された。
 世界金融危機の影響から完全に脱していなかった前年同月に比べ、国内が20.9%、海外が31.1%増加し、全体では28.7%の増加率を記録した。前月比では、夏期休暇シーズンで営業日数が減ったことから、国内8.4%減、海外10.6%減、全体で10.1%の減少となった。
 現代自は国内で4万9362台、海外で23万8951台を販売した。前年同月比5.4%と19.7%の増加で、全体では17.0%の販売成長率を記録した。
 起亜自は国内販売が前年同月より53.4%多い3万8620台、輸出が55.7%多い11万1921台、全体ではは55.1%の増加率だった。同社は米国工場の稼動に後押しされ、年初から8月までの累積輸出台数が100万8283台に達した。これまでで最も早い輸出100万台突破記録となった。
 GM大宇は国内販売が9128台、輸出が3万9091台で、それぞれ28.3%と25.8%の増加。全体では26.3%増えた。コンプリート・ノックダウン(CKD)輸出は7万9813台だった。同社は7日から販売する準大型セダン「アルフェオン」が、国内販売増大をリードするものと期待している。
 ルノーサムスンは国内販売が前年同月比5.3%減の1万153台、輸出が16.2%増の8736台で、全体では34.4%の増加となった。
 双竜自動車は国内2506台、輸出4028台(CKD含む)で、全体ではストライキの影響が深刻だった前年同月に比べ224.8%の急増を記録した。

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