【ソウル31日聯合ニュース】外交通商部の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長が今週中に訪米する。魏本部長は、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で韓国首席代表を務めるとともに、北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件の後続対応を総括している。
 米国で魏本部長は、スタインバーグ米国務副長官、ボズワース北朝鮮担当特別代表、ソン・キム6カ国協議担当特使ら国務省当局者と会い、6カ国協議再開問題をはじめ朝鮮半島情勢の全般的な懸案について協議する。「天安」撃沈事件や非核化と関連し、北朝鮮が可視的な態度の変化を示すまでは6カ国協議早期再開に応じることはできず、現在の制裁基調を維持すべきだとの立場を改めて示すものと伝えられた。
 また、6カ国協議当事国の代表が全員顔をそろえる9月の国連総会期間中に行われる2国間・多国間接触に関連し、韓米間の共助案を話し合うとも伝えられた。
 魏本部長は、6カ国協議中国首席代表の武大偉朝鮮半島問題特別代表の訪米日程の後、今週後半にも訪米する可能性が高いとされる。

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