【ソウル31日聯合ニュース】統計庁が31日に発表した7月の産業活動動向によると、先月の鉱工業生産は前年同月比15.5%、前月比1.1%、それぞれ増加した。
 前年同月比の増減率は、昨年7月にプラスに転じてから13か月連続の増加となった。ことし1~6月はそれぞれ37.0%、18.9%、22.7%、20.1%、21.75、16.9%と推移した。前月比の増減率は昨年1月以降増加傾向が続いてる。
 製造業平均稼働率は84.8%で、前月より0.9ポイント上昇し、関連統計の作成が始まった1980年以降で最も高くなった。
 しかし、今後の景気局面を予告する先行指数前年同月比は6.7%で、前月より0.4ポイント落ち込み、7か月間連続の下落となった。
 企画財政部のユン・ジョンウォン経済政策局長は「教育部門で予算を早期に執行し、サービス産業生産が前月比減少したが、これは一時的な現象とみられる。全般的には産業生産が経済危機以前の水準を超え、正常な軌道に差し掛かったとみなせる」と述べた。
 業種別生産は、前年同月に比べ機械装備(54.1%)、半導体・部品(27.6%)、自動車(25.9%)などが高い増加率を記録したが、その他運送装備(マイナス10.6%)、たばこ(マイナス4.7%)などは減少した。前月比では自動車(6.8%)、半導体・部品(4.8%)などが増加した半面、衣服・毛皮(マイナス15.9%)、石油精製(マイナス8.3%)などは減少した。
 生産者製品出荷は前月に比べ0.6%、前年同月に比べ14.3%、それぞれ増えた。前年同月比では輸出用(16.1%)出荷増加率が内需用(12.8%)を上回った。
 在庫は前月比で半導体・部品(11.1%)、自動車(13.3%)などが増えたことから3.5%増加した。前年同月比では衣服・毛皮(マイナス19.9%)、機械装備(マイナス4.0%)などが減ったが、半導体・部品(69.4%)、自動車(38.0%)などが増えたため、全体では18.0%増加した。
 サービス業生産は前月に比べ1.0%減少したが、前年同月に比べると3.4%増加した。

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