【ソウル23日聯合ニュース】ポスコの鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長が23日、韓国、日本、中国による鉄鋼協力委員会の設立を提案した。実現の可能性に関心が集まっている。
 鄭会長は、ソウル市内のホテルで開かれたアジア・スチール・フォーラムに出席。域内の鉄鋼産業発展に向けた前段階として、3カ国鉄鋼協会の主管の下、必要に応じ政府機関も参加させる方向で、協力委員会を設立することを提案した。韓日中鉄鋼メーカーの成長、世界市場での役割拡大、鉄鋼原料価格の上昇など複数の環境要因に言及しながら、原料確保、共同投資、通商・物流協力などを協力課題として設定し、委員会の下に分科委員会を設置する案も示した。
 その上で鄭会長は、協力委は長期的に、北東アジア鉄鋼協会のような、北米や欧州にある地域産業団体に発展することができるだろうと述べた。
 アジア・スチール・フォーラムは、「韓日中連動の時代とアジア鉄鋼産業の未来」をテーマに、25日まで開催される。韓日中鉄鋼メーカーの最高経営責任者(CEO)ら業界関係者が出席している。

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