【ソウル10日聯合ニュース】日本の菅直人首相が10日、韓日併合100年を迎え、植民地支配に対し謝罪する談話を発表した。これまでにも日本首相による同様の談話は発表されているが、改めておわびし、未来志向的な韓日関係を強化する姿勢を示した。日本首相による主な談話の要旨は次の通り。
 「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(村山富市、1995年)

 「わが国は、遠くない過去の一時期、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた。この歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明したい」

 「日韓共同宣言」(小渕恵三、1998年)

 「過去の一時期韓国国民に対し植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのおわびを述べる」

 「小泉内閣総理大臣談話」(小泉純一郎、2005年)

 「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する」

 「菅内閣総理大臣談話」(菅直人、2010年)

 「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられた。植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する」


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