【ソウル2日聯合ニュース】上半期(1~6月)に成長を続けた自動車メーカーの勢いが、下半期に入りやや鈍っている。国内では現代自動車の不振が続き、海外では現地工場の夏休みで生産が減ったことが実績を押し下げた。
 自動車関連業界が2日に明らかにしたところによると、現代自動車、起亜自動車、GM大宇、ルノーサムスン、双竜自動車の完成車メーカー5社は、7月に国内で11万9826台、海外で44万8188台と、合計56万8014台を販売した。販売総数は前年同月比では25.2%増加したが、前月と比べると4.8%減少した。
 現代自動車は国内販売が4万9055台と、前年同月比19.1%の大幅減。起亜自動車と3955台差でかろうじて1位を守った。ただ、海外販売は前年同月比21.0%増加し、国内の不振をばん回した。
 起亜自動車は、新車のヒットで国内で前年同月比29.6%増の4万5100台、海外では45.6%増の13万3903台を販売。国内外を合わせた販売台数は41.2%の増加となった。
 GM大宇は総販売台数が6万7318台で前年同月比49.4%増えたが、前月比では6.9%減った。ルノーサムスンの総販売台数は10.8%増の2万1194台。
 法定管理(日本の会社更生法に相当)申請後、再起を図る双竜自動車は合計7039台を販売、4か月連続で7000台を突破した。
 5社の1~7月販売は、国内が82万7165台、海外が303万8459台で、合計386万5624台と集計された。グローバル金融危機のさなかだった昨年の同時期に比べ、35.3%増えた。



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