【ソウル2日聯合ニュース】知識経済部と電力取引所が25日に明らかにしたところによると、22日午後3時の最大電力需要が6762.9キロワットを記録するなど、今月に入り夏場の最大電力需要の記録が7回も更新された。
 1月に記録したことしの最大電力需要(6896.3キロワット)は超えていないが、8月になれば本格的に冷房需要が増加する点を考慮すると、すでに危険水準に迫ったというのが当局の説明だ。今月22日には電力予備率が8.4%まで落ちた。予備率が8%を下回ると、危険な状態を意味する。
 電力需要の増加も勢いを増している。今月1日から20日までの電力需要を昨年の同じ期間と比べると、一日平均約9.3%増加した。昨年11月から2けたの増加率が続く産業用電力消費が今月も増えており、冷房電力需要も今月初めから伸び続けている。
 電力取引所関係者は、18日から猛暑が続き、一部地域では最低気温が25度を超え、熱帯夜となり、最大電力が伸びているが、予備力は400万キロワットを超えているため、今のところ電力需給は安定的だと説明した。



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