新製品発表会のようす=19日、ソウル(聯合ニュース)
新製品発表会のようす=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】LG電子が19日、韓国メーカーでは初めて3次元(3D)映像対応パソコンのフルラインアップ、ノート型、デスクトップ、モニターを発売。ソウル市内で3Dパソコン新製品発表会を開いた。
 この日発売した3D対応ノートパソコンは、オンラインゲーム大手NCソフトの人気ゲーム「タワー・オブ・アイオン」に最適化した「アイオンエディション」を基盤に、3D技術を採用した「XNOTE」R590、R570シリーズ。9月には新たな3D対応ノート「A510シリーズ」を発売する予定だ。R590シリーズは3D対応の15.6インチ発光ダイオード(LED)バックライト液晶パネル、A510シリーズは15.6インチのフルHD級ディスプレーを採用した。R590シリーズの販売価格は160万ウォン(約11万3878円)~190万ウォン台。
 このほか、デスクトップパソコンS30シリーズ、モニター「W2363D」、エヌビディア「3Dビジョン」キットで構成する3Dパソコンパッケージも220万ウォン台で発売した。同社初の3D対応モニター「W2363D」は、120ヘルツ対応で23インチワイド液晶パネルを採用し、国内初のフルHD3Dを実現した。
 LG電子は、2011年にはノートパソコン販売に占める3D対応製品の割合を30%まで引き上げる計画だ。また、3D対応ノートパソコンを中南米、中東、アフリカなど海外市場に投入する。3D対応モニターは欧州、ロシア市場でも発売する計画だ。
 同社は「高性能と価格競争力を併せ持つ製品で、国内パソコン市場を再編する」と意欲を示した。

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