【ソウル29日聯合ニュース】北朝鮮外務省報道官は29日、先の主要国(G8)首脳会議(ムスコカ・サミット)で、韓国哨戒艦「天安」沈没事件の責任は北朝鮮にあるとした韓国軍・民間合同調査団の結論に沿い「攻撃を非難する」との内容の首脳宣言が採択されたことに対し、「全面排撃する」との姿勢を示した。朝鮮中央通信がインタビューのもようを報じた。
 報道官は、韓国が北朝鮮の国防委員会検閲団受け入れ要請を無視していると批判し、「こうした状態にある事件を8カ国首脳が無理に急いて扱ったこと自体が、ほかの不純で政治的な目的を追求したことを示している」主張した。

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