完成した郡南ダム=29日、漣川(聯合ニュース)
完成した郡南ダム=29日、漣川(聯合ニュース)
【ソウル29日聯合ニュース】国土海洋部は29日、韓国と北朝鮮の軍事境界線付近を流れる臨津江流域の洪水被害を防止し、北朝鮮による上流の黄江ダム無断放流に対応するため進めてきた郡南洪水調節池が、本ダム工事を終え来月1日から稼動すると明らかにした。
 郡南洪水調節池は、国土海洋部と韓国水資源公社が建設を進めたもので、京畿道漣川郡に位置する。高さ26メートル、長さ658メートル、貯水量7000万トンの洪水調節専用の重力式コンクリート重力ダムで、2006年に着工し、当初計画より14か月早く完工した。
 臨津江では1996年、1998年、1999年に大洪水が発生し、1兆ウォン(約728億円)の財産被害と128人の人命被害が出た。また、昨年9月には北朝鮮が上流にある黄江ダムを無断で放流したことで、韓国側流域でキャンプ中だった6人が命を奪われた。
 国土海洋部は、郡南洪水調節池の完工により、渇水期にも1300万トンの水を確保し安定した用水供給が可能になるほか、臨津江下流の河川生態系の棄損にも備えることができると説明した。
 同部は2011年末までにエコロジー公園など付帯施設を設置し、訪れる国民の文化・休息空間として活用する予定だ。完工式は30日、現場で行われる。
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