11月にソウルで開かれる次回G20サミットを準備する司空壱(サゴン・イル)準備委員長は同日にトロントで会見し、「今回のサミットを土台に、ソウルG20サミットが本格的にスタートした」と述べた。
トロントの会合で確認した議題の約8割について、ソウルで結論を出すことになっているとし、今回は各国の意見の隔たりを調整し、向かうべき方向で合意したが、結実を見るのは韓国が開催する11月のサミットだと説明した。
そうした点から、ソウルサミットはうまくやれば韓国の地位も高められるが、できなければ「新興国だから」と評価されかねない、「ハイリスク・ハイリターン」の国際イベントだと強調した。
トロントG20サミットの合意事項の意味については、「各国首脳が1930年代の世界恐慌のときと違い、政策で協力してこそ危機を乗り越えられるとの考えで一致し、それを基本枠に定めた」と評価した。
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