【ワシントン24日聯合ニュース】オバマ米大統領とメドベージェフ・ロシア大統領が24日に行った米ロ首脳会談で、韓国海軍哨戒艦「天安」が北朝鮮の魚雷攻撃で沈没した事件と対北朝鮮制裁案についても議論したと伝えられた。
 オバマ大統領は会談後の共同記者会見で、米ロは核拡散防止条約(NPT)の順守を通じグローバル拡散防止体制をともに強化してきたと評価しながら、「義務を履行しない国はそれに伴う責任を負わなければならない」と述べた。また、「わたしたちは国際社会のパートナー国とともに国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁を採択し、今また新たな国連による制裁を進めようと努力している」と述べた。
 メドベージェフ大統領も、会談では中東危機問題、イラン核問題の解決策、朝鮮半島状況、キルギス問題をはじめ、最も重要な世界懸案について論議したと説明した。
 両大統領が会談で示した北朝鮮問題に対する具体的立場については明らかにされていないが、原則的な意見交換が行われたものと伝えられる。



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