開場式のようす=22日、釜山(聯合ニュース)
開場式のようす=22日、釜山(聯合ニュース)
【釜山22日聯合ニュース】「北東アジア物流ハブ港湾」を目指す釜山新港の主要施設開場式が、22日に現代商船釜山新港ターミナルで行われた。式には鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相をはじめ、官僚や港湾業界関係者ら1000人余りが出席した。
 開場式の対象は、コンテナターミナル3か所、11のコンテナバース、多目的埠頭(ふとう)後背地。
 コンテナターミナルは、釜山新港湾が運営中の北コンテナ埠頭1-2段階(処理能力:約6メートルのコンテナ基準で年間120万個)、2-1段階の釜山新港韓進海運ターミナル(同年間114万個)、2-2段階の現代商船釜山新港ターミナル(同年間114万個)だ。これらターミナルはいずれも最先端の自動荷役システムを備え、生産性が大きく高まった。
 多目的埠頭後背地は17万7000平方メートルの用地に1.2キロメートルの道路を備える。653億ウォン(約50億円)を投じ、昨年5月に完工した。
 同港では現在、18のコンテナバースが運営されており、年間コンテナ処理能力は600万個に達する。
 1995年に工事が始まった釜山新港は、11兆7996億ウォンを投じ、2015年までにコンテナターミナル29か所、多目的埠頭1か所、防波堤、背後輸送施設などを造成する大工事だ。工事が終われば、同港の年間処理能力はコンテナ1085万個に増えると予想される。

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