【光州22日聯合ニュース】日本に連行され重労働を強いられた勤労挺身隊問題の解決を促すため、被害女性と家族らが日本を訪れる。
 市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」が22日に明らかにしたところによると、被害女性と家族、市民社会団体関係者、国会議員、弁護士、宗教関係者らで構成された訪問団は同日に出国し、東京の三菱重工業本社を訪れ、勤労挺身隊問題の解決を促す予定だ。

 同団体は、1月に勤労挺身隊問題解決を促すための署名運動に突入し、9か月間で12万6000人の署名を集めた。

 訪問団は4日間の日程で日本に滞在する予定。三菱側に10万人分の署名を手渡し、日本の内閣府も訪問する。また、三菱重工業の株主総会日の24日には、本社前で日本の市民団体とともに宣伝活動を行う。勤労挺身隊に対する三菱側の謝罪と賠償を促し、1965年に締結された韓日基本条約の関連文書公開、朝鮮半島出身労務者の供託金返還などを求める計画だ。


Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0