【バンコク21日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日、朝鮮戦争60年を記念し参戦国タイの日刊紙「マティチョン」や「バンコク・ポスト」などに寄せた文章で、南北関係で韓国が目指すのは対決ではなく、間違った道を進む北朝鮮を変えることだと述べた。朝鮮半島の安定と平和、韓民族の共栄と平和的な統一こそ、韓国の究極の目標だとし、朝鮮半島はもはや国際社会の分裂と反目の震源地でない、北東アジアと世界の平和を作る新たな礎になると表明した。
 また、タイは朝鮮戦争時にアジア諸国で真っ先に韓国の支援を決定し、6326人の軍隊を派遣し1273人の死傷者を出したと述べ、参戦に感謝の意を示した。その上で、「韓国が成し遂げた光り輝く業績は、自らの運命を勇敢に切り開いてきた韓国人の自負心であると同時に、韓国に手を差し伸べたタイの誇りだと思う」と強調した。
 続けて、今後は人類の福祉に少しでも貢献していくとし、世界の共栄を目指し積極的に努力し、韓国の発展経験を土台に効果的な経済発展モデル、教育、訓練プログラムを世界と共有していくと表明した。

ジア の最新ニュースまとめ



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0