【ソウル21日聯合ニュース】韓国の有料日刊紙の発行部数は経済協力開発機構(OECD)加盟国中で5位、インターネットを通じたオンラインニュース購読率は1位を記録したことが21日、分かった。
 OECDが加盟31カ国のうち30カ国を対象に2008年基準の有料日刊紙発行部数を調査した結果、韓国は1300万部で、日本(5100万部)、米国(4900万部)、ドイツ(2000万部)、英国(1500万部)に次いで5位だった。6位以下はフランス(760万部)、イタリア(530万部)、トルコ(510万部)、メキシコ(360万部)、スウェーデン(330万部)、オーストラリア(250万部)、オーストリア(230万部)、スイス(220万部)と続く。
 韓国は経済規模に比べ、新聞発行部数が多いことを示す結果と言える。韓国の1日当たりの日刊紙発行部数は、主要8カ国(G8)に属し人口も韓国よりはるかに多いフランスの2倍に達する。
 主要新聞別では、日本の読売新聞が1000万部を発行し、OECD加盟国の日刊紙で最多を記録した。上位10位には日本の新聞5紙のほか、ドイツのビルト(310万部)、英国のザ・サン(300万部)、韓国の朝鮮日報(230万部)、米国のUSAトゥデー(230万部)、韓国の中央日報(220万部)が入った。
 韓国成人の日刊紙購読率は、2005年の45%から、2008年は37%と大幅に減少した。2008年の購読率は、ロシア(11%)、トルコ(31%)、英国(33%)、メキシコ(34%)とともに、加盟国でも低い水準。
 一方、韓国の場合、インターネットの発達に伴い16~77歳の人口の77%がインターネットでニュースを購読しており、加盟国のうち最高を記録した。次いで、ノルウェー(73%)、アイスランド(695)、メキシコ(61%)の順。
 また、OECDは加盟31カ国のうち、韓国を含む20カ国でインターネットの発達により新聞市場が衰退していると分析した。特に若者の新聞離れが進んでいるとし、各新聞社は変化に適切に対応すべきだと指摘した。



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0