【ソウル20日聯合ニュース】主要上場企業の純利益が、ことしは100兆ウォン(約7兆4886億円)に迫る見通しだ。欧州の財政問題、経済の二番底の懸念などにもかかわらず、業績は第3四半期まで増勢を続けるものと分析される。
 金融情報提供企業のFNガイドが20日に明らかにしたところによると、業績コンセンサス(3社以上の証券会社)のある上場企業511社のことしの純利益は、単体ベース(金融持株会社は連結ベース)で99兆4258億ウォンと見込まれた。昨年の58兆2170億ウォンから70.8%増え、過去最大を記録する見通しだ。
 全体のうち、時価総額上位20社の純利益が56兆727億ウォンと過半数を占める。純利益が1兆ウォンを超える企業の数も、昨年の14社からことしは21社に増える見通しだ。サムスン電子の純利益は、昨年の9兆6495億ウォンから15兆2779億ウォンに、58%増えると見込まれた。
 金融関連企業を除く490社のことしの営業利益は93兆7635億ウォンで、昨年の56兆7739億ウォンより65%増えるものと分析された。サムスン電子の営業利益は昨年の6兆3500億ウォンから13兆9000億ウォンと、119.0%の急増が予想される。連結ベースでは、17兆~18兆ウォンに達する見通しだ。



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