【ソウル15日聯合ニュース】朝鮮戦争の際、海軍戦闘艦「白頭山」が北朝鮮・朝鮮人民軍の武装輸送船を撃沈した戦闘を記念する「第60周年大韓海峡(対馬海峡)戦勝記念行事」が、24日から2日間にわたり海軍軍事訓練とともに行われる。
 海軍は15日、大韓海峡での海戦勝利を記念し、25日に釜山沖で大規模な機動・艦砲射撃訓練を実施すると明らかにした。
 訓練には、アジア最大の輸送艦「独島」(1万4000トン級)をはじめ、3500トン級や4500トン級の韓国型駆逐艦、1800トン級護衛艦、1200トン級哨戒艦、250トン級高速艇6隻など、10隻余りの水上艦が参加する。1200トン級、1800トン級の潜水艦計2隻、海上哨戒機、リンクス・ヘリコプターなど航空機6~7機も動員される。海戦の状況を再現するほか、これら航空機と水上艦、潜水艦を動員した海上観閲で、発展・近代化した海軍の能力を誇示する考えだ。
 海軍関係者は、廃船を北朝鮮の武装輸送船に仕立て、韓国軍の艦船が76ミリ、40ミリ砲で射撃する海戦の再現が、訓練のハイライトになると伝えている。
 記念行事初日の24日には、「白頭山」の乗組員や家族、軍の主要指揮官と参謀、歴代参謀総長、国会議員らを招いての歓迎昼食会、戦死者の胸像除幕、市街でのパレード、夕食会などが予定されている。25日には軍事訓練に加え、記念昼食会と戦勝記念式などが行われる。

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