今月2日の統一地方選挙で与党ハンナラ党が惨敗して以降、李明博(イ・ミョンバク)政権の世宗市建設計画修正作業も推進力を失い、これを主導してきた鄭首相の辞任を求める声が大きくなりつつある。
鄭首相は、これまで大統領と頻繁に会い国政運営の方向について意見し、選挙以降にもたくさん対話したと伝えながら、「今この時期に総理職を投げてしまえば気は楽になるが、現在は国政を収拾するときだ」と断言。野党側の早期辞任要求をはねつけた。
一方、北朝鮮魚雷による海軍哨戒艦「天安」沈没事件を受けた内閣総辞職の必要性については、監査院も軍の対応に厳正な結果を出しており、引責すべき人には責任を取らせると述べた。
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