【高興10日聯合ニュース】10日午後5時1分に打ち上げ予定の韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-1)の燃料注入が、午後3時過ぎ、開始された。離陸に向けた準備は正常に進められている。
 羅老宇宙センター(全羅南道・高興)関係者は、午後1時30分に空軍航空機が気象観測を行った結果、センター周辺南西の海上に広がる雲は厚さ0.6キロメートルと、打ち上げ基準(1.5キロメートル以内)範囲内で、現在としては打ち上げに大きな支障はないと判断されると述べた。
 ただ、済州付近から雲が移動する可能性もあり、打ち上げ前まで集中して気象観測を行う必要があるとした。このため、午後4時ごろ再度観測を行う予定だと伝えた。
 「羅老号」打ち上げの最終サインは、打ち上げ16分前に下される予定だ。



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